戸髙秀樹ボクシングジム -STUDIO Bee-

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試合の結果

これまでの試合結果

2013年05月20日

2013年4月19日”The GREATEST” BOXING

試合の概要

フライ級4回戦※東日本新人王予選
長田周(福田) VS. 大和菊地(戸高)

これで二度目の新人王予選エントリーとなる大和の試合から開始。三連敗中の大和の1Rのゴングが鳴った。
大和は日々のトレーニングで徹底的にスタイルを変えた。手数を出して左回りを徹底する今回の大和。まだ、上体が高い為パンチが伸びないがしっかり捌けていた。相手は大振りでドンドン前に出てくるが足でしっかり捌けていた。

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2R、相手の動きが良く見えている大和。ボディー、アッパーを打ち分けて手数も圧倒的に大和が上回っている。3R、多少頭から入ってボディーを打つ以前のスタイルになってきた大和は、相手のパンチを軽く顔面にもらい、マウスピースを落とす。この行為がマイナスポイントになるので避けたい所だ。相手はそれを見て、今までのラウンドを挽回すべく大きくパンチを振ってくる。
その相手に対しひたすらパンチを出し続けた大和は疲れてきたか・・・

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ラストラウンド。相手は頭から突っ込んでボディーを大きく振ってくる。それに大和もボディーで返すが、互いにクリンヒットに乏しい。打ち合いが続く中、終了のゴングがなった。
判定は39-38、39-38、39-38の3対0で大和の判定勝ちとなった!
勝利に遠ざかっていた大和は久しぶりのガッツポーズ。嬉しさを全面的に出して喜んでいた大和だった。しかし、勝利者インタビューになり司会者からマイクを当てられた瞬間・・・言葉が出ない。いつもの大和に戻ってしまったが、再度司会者が問いかけてくれ、ようやくハイテンションの声で答える事が出来た。
そう。これは新人戦トーナメント。早速、大和の次の相手は決定している。4戦4勝無敗のサウスポーだ。さぁ、大和には休んでいる暇などない!

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S・フライ級8回戦
平 龍太郎(石神井スポーツ) VS. ガンバレ将太(戸高)

そう。このカードは以前決っていたカードだが、平選手の突然の怪我により流れてしまったカードだ。
積極的に攻めるガンバレ将太。とにかく先に先に攻めた。後半に、相手の足がもつれ、ロープに追い詰めたガンバレ将太だったが、相手もどうにか打ち返し、上手くかわされてしまう。そして、ガンバレ将太の左まぶた上から出血。
2R、先程のラウンドと同様、打ち合いが続く。相手をコーナーに追い詰めたいガンバレ将太だが、相手も打ち返し下がってくれない。先に先に攻め上手く捌けているガンバレ将太だが、相手もくらいついてくる。
ガンバレ将太の左がヒットすると、おのずと右も当るようになるガンバレ将太が流れを掴み、攻めやすいリズムになってきた3R。

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しかし、4Rになると相手もリズムが出てきた。なんだか互いに噛みあわないラウンド。空振りが続く。
先に手を出して攻めたいガンバレ将太なのだが、相手が先に攻めてきてペースが乱された感じ。
先に攻めた方がリズムを掴む。ガンバレ将太のワンツーがヒット、その後も続けたい。基本的にガンバレ将太がペースを掴み返し、試合を進めていったが試合前半に負った左目の傷のドクターチェックが入る。
6R、ジャブを突いて相手を捌くガンバレ将太。相手の動きが良く見えている。完全にガンバレ将太のペースでコツコツと相手にヒットする。次のラウンドも流れを掴んだガンバレ将太がコツコツとヒット。連打で攻めに行きロープまで追い込みひたすら攻め続けたが、相手への決定打には至らなかった。そしてラストラウンド。
相手がドンドン前に出てきて手数が増えた。そうすると、ジャブの数が一気に減ったガンバレ将太。互いに足を止め打ち合いに行く。
判定。78-74、78-74、79-73の3-0でガンバレ将太の判定勝ちとなった。

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メインイベント 136ポンド 8回戦
Rey Labao(比国) VS. 小澤 大将(戸高)

試合開始直後から、ラバオは大きくパンチを振ってくる。それに対し小澤も大振りで返す。ラバオの左がヒットし、その後小澤の大振りの右を避け、ラバオの左が再度クリンヒット。小澤がダウンするというパワフルな打ち合いで試合が始まった。すぐに立ち上がった小澤だが、足にきている。足を使ってリングを大きく使い動き回る小澤に、ラバオはブンブン振りながら攻め立てる。小澤の左目からの出血にドクターチェックが入る。
2R、ラバオがグイグイとプレッシャーをかけながら、前に出てくる。そのプレッシャーにのまれ、小澤は右回りを始める。ラバオにとっては追い易い格好となる。手を出しても腰が引けていてパンチに力が入らない小澤。

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3R、どうしても右に回ってしまう小澤は、足のポジショニングを完全に獲られている。互いに大振りでの打ち合い。小澤も横からおおきくパンチを振るだけで、真っ直ぐパンチが出せない。そうこうしていると、ドクターチェックが入る。
相手の左ボディーを交わそうと右に避けた時、ポジショニングを獲られている為にラバオの足にひっかかり、ダウンを獲られる。良く見ると、小澤はパンチは貰ってはおらず、ラバオの足にひっかかり尻餅をつういた感じだった。小澤も直ぐに立とうとするが、腰が重そうに見える。着実にダメージが積み重なっている。前に前に攻めてくるラバオ。そして二度目のドクターチェックが入り、会場からは「大丈夫!大丈夫!」の声が聞こえる。

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4R、距離をとって相手のの動きを良く見ている小澤。足を使ってリングを回り、自分の体力が戻るのを待っている。しかし、相手はプレッシャーをかけ続けグイグイ攻めている。とにかく休んで回復を図る。
5R、打っては離れ、打っては離れ、そして小澤の左がヒット。ラバオがクリンチをしてきた。小澤の右もヒットし、会場は当れば十分なダメージを与える小澤のパンチに期待が高まる。
足を使って様子を見る小澤。そしてまたドクターチェックの為に試合を中断するレフリー。会場から「大丈夫!大丈夫!」の声がこだまする。そうだ。小澤の調子が上がってきた事に会場は小澤の一発に期待し、緊張と興奮が入り混じっていた。
そしてドクターが手を振った。ドクターストップ。
小澤のカットは相手のパンチによるものだったので、5RTKO負けとなってしまった。
試合が終ると、左目だけではなく左手は大きく腫れあがり、両耳は切れ、唇も切れ歯も折れていた。
ある程度の処置はやってもらったものの、悔しさだけが残った小澤だった。

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