これまでの試合結果
2012年04月10日
2012年4月3日「第12弾The GREATEST BOXING」戸高ジム4選手の結果
試合の概要
2012年4月3日
フライ級4回戦 ※新人王予選
永村 拓也(レパード玉熊) VS. 大和 菊地(戸高)
互いに頭を低くおき戦うスタイル。とてもソックリなファイター同士はボディーの打ち合いで始まった。
頭をつけて打ち合う二人のセコンドからは、共に「アッパー」の声が聞こえる。前に前にお互いが押し合いながら進む試合。クリンヒットは永村選手が多かった。
3R、頭を下に持って来た方が前に押しながら戦う展開。さらにドンドン二人の頭の位置が低くなってくる。腰を入れて打てていない。ステップバックして打ちたい大和だが、相手が前にに来る。足を使わない大和はステップバックして打ち込みたい所だが、ただ押される展開になり相手のオーバーをもらってしまう。手を休める事なく打ち続けた試合でした。
S・バンタム級4回戦 ※新人王予選
坂本 武也(コーエイ工業小田原) VS. 早矢仕 順紀(戸高)
互いにサウスポー同士の対決となった。試合開始直ぐの事。早矢仕のパンチがヒットし坂本がぐらついた。すぐさま早矢仕はまとめに行く。あと一歩の所まで行くが、相手も打たれ強い!手を止める事なく、攻めて応戦した。そして、2Rも互いにクリンヒットする。気持が強い者同士がぶつかり合う。気持の強いほうが勝者となるだろう。1Rの猛ラッシュで疲れたのか?早矢仕の振りが大きくバランスが崩れやすい。
3R、前へ前へ攻める早矢仕。足を上手く使うようになった坂本。その瞬間に坂本の右フックが綺麗に早矢仕を捕え、早矢仕が無念のダウン。
どうにかラウンド終わりまで持ちこたえた早矢仕だったが、コングと同時にレフリーストップ・・・。 逆転無念の3RTKO負けとなった。
フライ級8回戦
ハクソン・チェ(韓国)※韓国2位 VS. ガンバレ将太(戸高)
打ち合いが直ぐに始まり、ガンバレ将太のオーバーぎみの左フックが「チェ」を捕えダウンを取られたチェ。その後まとめきれないままずるずる続く。2R、足が長く、体が柔らかい「チェ」はガードを上げるだけでボディーも顔面もすっぽりガードが出来る体の持ち主。ボディーを攻めに行くガンバレ将太だが、ガードの上から叩き込む。常に足と頭を揺らす「チェ」は手はあまり出ないものの、避け上手!
3R・4R、サウスポーのチェに左回りでジャブをついて攻める。打たれ強いチェ!何となくクリンヒットを避けひたすら交わしながら打つスタイル。そして、ガンバレ将太は右目の下をカット。
5・6R、ダウンと思えばスリップ。二人でリングのマットに沈んだ瞬間だった。ボディーを中心に打ち続けるガンバレ将太。チェは手数が一揆に減ってきた。ガードして、ジャブを打つくらい。狙いすぎているガンバレ将太はパンチがなかなかクリンヒットしない。
7・8R、
どうにか追い詰めて攻めていくがクリンヒットせず、何となく逃げられてしまう。まとめたいガンバレ将太だったが、まとめきれずそのまま判定へ。
80-73、80-72、80-71の3-0でガンバレ将太の判定勝ちとなりました。
S・ウェルター級8回戦
十二村 喜久(角海老宝石)
※OPBFS・ウェルター級8位、日本同級2位
VS.
庄司 恭一郎(戸高)
※OPBFS・ウェルター級13位、日本同級8位
試合開始され、足を使って大きくリングを周る庄司。左にスイッチしながらの試合展開だったが、手数が少なかった。対して十二村の方が手数は多く、仕掛けに行くのも十二村が先にだった。
3Rには、十二村の右フックをもらいコーナーで追い詰められたが、すぐに立て直す。庄司にタイミングを合わせパンチを打ってくる十二村は無駄には追わない。
大きく右を出しバランスを崩す場面もあった十二村だが、タイミングを合わせ十二村の右が庄司にヒットする。
手数の少ない庄司は、先に攻め込みたい。6Rには庄司のアッパーがヒットしたがそこまで。お互いに離れては打つパターンが続いた。
お互いに距離を取り、打つタイミングを合わせ打ち合うといった感じが続いた。そして十二村の左目がカット。
そして判定。79-74、79-74、80-73で十二村の勝利となった。