これまでの試合結果
2017年04月26日
2017年4月11日 ザ・グレイテストボクシング
試合の概要
2011.4.11 The greatest Boxing vol.24
第1試合(SFe級)4回戦
◎ 齋藤 眞之助(石川ジム立川) vs 郡島 大洋(戸髙秀樹) ●
東日本新人王予選の1戦。身長で大きく上回る齋藤は足を使いながらジャブを突いてリングを広く使う。対する郡島はガードを固めながら前へ出てプレッシャーをかける。
身長差のある相手に対し右ストレートから攻撃を仕掛ける郡島だが、届かずに身体が伸び上がった所に再三齋藤のパンチを貰う展開。郡島も懸命に手を出すが、最終ラウンド1分5秒、それまでのダメージを見たレフリーにより試合がストップ。齋藤の勝利となった。
第2試合(SFe級)4回戦
○ 迎 卓実(レパード玉熊) vs 鈴木 淳(三谷大和S) ●
サウスポーの迎に対し鈴木は頭を振りながら前に出る。互いの距離を取り合う中で両者がもつれて倒れこむ場面も見られた。
そんな中、時折見せる迎えのワンツーが効果的にヒットする。3R以降頭をさらに低くして懐に潜り込もうとする鈴木だが、迎の右ジャブに突き放され入れない。
最終R鈴木も必死に手を出すが、最後まで自分の距離で戦った迎の判定勝ちとなった。
第3試合(Fe級) 4回戦
△ 松浦 大地(ワタナベ) vs 加藤 広大(戸髙秀樹) △
※規定により松浦の勝者扱い
第1試合に続き東日本新人王予選の1戦。足を使って動きながら手を出す加藤に対し、ガードを上げて前に出る松浦。1発のパンチの強さで加藤、接近戦での手数の松浦という展開。3R開始早々偶然のバッティングにより松浦が右目尻をカット、これを機に両社の手数が増え打ち合う場面が多くなるが、松浦が前に、加藤が下がる展開は変わらず。
互いに決定打がなく、引き分けとなったが、新人王予選の規定により松浦の勝者扱いと なった。
第4試合(SFe級) 4回戦
● 木ノ下 克明(ミナノ) vs ファイヤー一休(三谷大和S) ◎
8戦目にして未だ勝利のない木ノ下、定年間際だけに何とか勝利が欲しいところ。
サウスポーから長身を生かし距離を取りたい木ノ下だが、一休の強いプレスに手が出ずに後退。逃げ腰にも見える木ノ下に一休はさらにプレッシャーを強める。
第3Rに入り木ノ下の出した浅い右に一休の右がカウンター気味にヒット、ダメージはさほどとも思えなかったものの、展開を見たレフリーが即座にストップ。
1分10秒、ファイヤー一休が無傷の4勝目をあげた。
第5試合(48kg契約) 8回戦
◎ 塚田 直之(セレス) vs 中村 一弘(伴流) ●
ここからは8回戦、これまでの試合と違い両者落ち着いた立ち上がり。
しかし1R中盤からいきなり激しい打ち合いに。
ガードの隙を突いた塚田の連打で中村はダウンを喫する。
2Rに入って両者の打ち合いはさらに激しさを増す。1R目の勢いそのままに塚田が攻め立て、ワンツーで再びダウンを奪う。同時に青コーナーよりタオルが投げ込まれ試合終了。1分31秒、塚田のKO勝利となった。
第6試合(51.5kg契約) 8回戦
● 上田 有吾(宮田) vs 中根 一斗(レイスポーツ) ◎
両者は2度目の対戦。前回は上田選手がKO勝ちを収めているが、共にKO率の高い者
同士だけにKO決着が予想された。
予想通り1R目から激しい打ち合いとなり、リーチで劣る上田はインサイドから回転の速いパンチで主導権を握る。2R以降も頭を付けての打ち合いが続くが、中根のボディ打ちも当たり始める。3Rには中根のパンチにより上田が左目尻をカット、焦る上田のパンチが大振りになるところを中根のパンチが顔面を捕らえ、上田の出血が激しくなる。
ここでレフリーが試合をストップ。6R2分、中根が雪辱を果たした。
第7試合(セミファイナル:51.5kg契約) 8回戦
◎ 青山 功(セレス) vs 興法 裕二(新日本木村) ●
序盤は静かな立ち上がり、互いに距離を探る。相手の打ち終わりに手数をまとめようとするサウスポーの興法だが、再三両者の頭がぶつかる。これといった有効打はないものの、手数でやや興法が有利に試合を進める。
しかし再三の接触を嫌がったのか?興法は度々マウスピースを吐き出してしまう。
これを見た青山が勢いづき、手数が増える。
そして6R終了後、試合中のケガによるものと思われるがレフリーからの勧告に従った形で興法サイドが危険を申し入れ試合終了。青山のTKO勝利となった。
第8試合(メインイベント:F級) 8回戦
● 吉岡 健一(レパード玉熊) vs ガンバレ将太(戸髙秀樹) ○
サウスポーの吉岡に対し距離を取ってジャブ、ストレート、ボディへとパンチを打ち分け
捌く将太。2Rには早くも有効打により吉岡が目尻をカットする。
将太が優位を保ったまま試合がすすんだ第5R、打ち合いの離れ際に放った吉岡の右フックで将太がまさかのダウンを喫し、試合は俄然盛り上がりを見せる。
一気に攻め切りたい吉岡であったが、打ち疲れたか徐々に口が開いてゆく。
将太にダウンの影響は見られず、その後も落ち着いて捌き切りポイントアウト。
日本ランカーとしての初勝利をものにした。