これまでの試合結果
2018年08月29日
2018.8.10ザ・グレイテストボクシング
試合 | 階級 | 青コーナー | 赤コーナー | 試合結果 |
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第1試合 | 4回戦 スーパー・バンタム級 | ○ 竹田 梓 (高崎) 120 1/2P(54.6Kg) | × 小川 雅輝 (古口) 121 1/2P(55.1Kg) | TKO1R 2'40" |
第2試合 | 4回戦 フェザー級 | ○ 後藤 竜也 (宇都宮金田) 126P(57.1Kg) | × 渡辺 顕也 (小熊) 124 1/2P(56.4Kg) | TKO3R 1'44" |
第3試合 | 4回戦 フライ級 | △ 松本 翔司 (伴流) 112P(50.8Kg) | △ 臼井 春樹 (八王子中屋) 111 3/4P(50.6Kg) | 引き分け 1-0 ( 39-37・38-38・38-38 ) |
第4試合 | 4回戦 スーパー・フライ級 | × 内田 達也 (戸髙秀樹) 114 1/2P(51.9Kg) | ○ 寺﨑 和輝 (マーベラス) 114P(51.7Kg) | TKO1R 2'24" |
第5試合 | 4回戦 スーパー・バンタム級 | ○ 惠 謙真 (T&T) 121 3/4P(55.2Kg) | × 坂口 翔平 (協栄) 121 3/4P(55.2Kg) | 判定 0-3 ( 37-40・37-40・37-39 ) |
第6試合 | 4回戦 58.0 Kg契約 | ○ 島野 りーみん (TEAM 10COUNT) 128P(58.0Kg) | × 西前 優紀 (岐阜ヨコゼキ) 127P(57.5Kg) | 判定 0-3 ( 36-40・35-40・35-40 ) |
第7試合 | 4回戦 スーパー・フェザー級 | × 郡島 大洋 (戸髙秀樹) 129 3/4P(58.8Kg) | ○ 小松 裕道 (相模原ヨネクラ) 129 3/4P(58.8Kg) | TKO1R 1'41" |
第8試合 | 8回戦 スーパー・フェザー級 | × 高林 良幸 (RK蒲田) 130P(58.9Kg) | ○ 荒木 貴裕 (極東) 130P(58.9Kg) 日本スーパー・フェザー級11位 | 判定 3-0 ( 77-75・77-76・77-75 ) |
第9試合 | 8回戦 フェザー級 | × 本田 正二郎 (TEAM 10COUNT) 125 1/2P(56.9Kg) | ○ 河野 洋佑 (新日本木村) 125 3/4P(57.0Kg) 日本フェザー級14位 | TKO7R 1'52" |
第10試合 | 8回戦 60.0 Kg契約 | × エギー・ロズデン (インドネシア) 131 1/4P(59.5Kg) インドネシアスーパー・フェザー級5位 | ○ 力石 政法 (緑) 132 1/2P(60.0Kg) | KO2R 2'47" |
試合の概要
2018.8.10 No.31ザ・グレイテストボクシング結果
第1試合 SB級 4回戦
小川 雅輝(古口) vs 竹田 梓(高崎)
今大会のオープニングはデビュー戦同士の一戦。開始から積極的にパンチを繰り出す
小川が右アッパー、右フックのコンビネーションで開始わずか20秒でダウンを奪う。
立ち上がった竹田は慌てず接近戦に持ち込み上下のパンチを打ち込み反撃を見せる。
小川はガードでしのぎながら時折カウンターを放つも、竹田の勢いは止まらない。
竹田の左フックが小川をとらえ、足元がふらついた所でレフェリーが割って入り試合終了。
竹田が逆転のTKОで嬉しい勝利を飾った。
第2試合 Fe級 4回戦
渡辺 顕也(小熊) vs 後藤 竜也(宇都宮金田)
試合開始から右ボディ、左フックと積極的に攻撃を仕掛けてゆく後藤に対し、
渡辺はガードを固め頭から突っ込んでゆくスタイル。しかし後藤の鋭い左が時折ヒットし、
渡辺は懐に入ることができない。
2Rも後藤は華麗なステップワークで渡辺の攻撃をかわしてゆく。
そして3Rに入り後藤の有効打により渡辺が右目をカット、試合が一時中断。
一旦続行となったが、その後の出血が激しく試合はそのまま終了。
後藤のTKО勝利となった。
第3試合 F級 4回戦
臼井 春樹(八王子中屋) vs 松本 翔司(伴流)
左をうまく使い距離を測って試合を運ぶ長身の臼井に対し、頭を振って左をかわそうとする松本。中々距離を詰められない松本だったが2Rに右ストレートがクリーンヒット、
臼井の膝が揺れる場面も見られた。3、4Rに入り松本は連打で距離を詰めようとするが、
臼井も長い距離からのワンツーで応戦、一進一退の攻防を見せる。
互いに譲らない打ち合いはジャッジ2者が引き分け、規定に達せずドローとなった。
第4試合 SF級 4回戦
寺崎 和輝(マーベラス) vs 内田 達也(戸髙)
デビュー戦の寺崎だったが立ち上がりから硬さも見られず、タイミングの良い左ジャブで試合の主導権を握ってゆく。
一方の内田も足を動かしながらのワンツーなどで応戦するが寺崎のジャブで出ばなをくじかれる展開。そんな中、寺崎のボディーが内田を捕らえ、内田は苦しそうに体を曲げる。
それを見た寺崎は一気に手数を増やし、内田を追い詰める。再度右のボディーブローが
決まると内田はたまらずダウン。レフェリーはノーカウントで試合を止め、寺崎の1R
TKО勝利となった。
第5試合 SB級 4回戦
坂口 翔平(協栄) vs 恵 謙真(T&T)
ジャブを打ちながら冷静に試合を運ぼうとする坂口に対し、踏み込んで強打を狙う恵。
1Rには踏み込んでの右ストレートがクリーンヒット。
2R以降も恵はボディーを中心にヒットを重ねポイントを稼いでゆく。
何とか流れを変えたい坂口だったが、恵の勢いは止まらず、終始前に出てポイントを
奪った恵が3-0の判定で勝利をものにした。
第6試合 女子58kg契約 4回戦
西前 優紀(岐阜ヨコゼキ) vs 島野りーみん(TEAM TEN COUNT)
ザ・グレイテストボクシングにおいては初の女性による対戦。
プロ3戦目ながらルーキーズケイリン出身の島野とデビューから2連勝を上げている西前
との対戦となった。
ゴングと同時に両者激しい打ち合いを展開、乱打戦の中島野の左フックがヒットし
ダウンを奪う。立ち上がった西前はダメージを感じさせず左右のフックで反撃を見せる。
その後も両者手を止めず、最後まで激しい打ち合いが続いたが、西前はダウンを挽回することができず、3-0の判定で島野が勝利を収めた。
第7試合 SFe級 4回戦
小松 裕道(相模原ヨネクラ) vs 郡島 大洋(戸髙)
前回の試合でドローとなった両者の再戦、今回ははっきりとした形で決着をつけたい所。
立ち上がりは互いに距離を取り探り合う。郡島は足を使いながら体を振ってパンチを出してゆくが、飛び込みざまに小松の右フックが側頭部にヒット、郡島が体勢を崩し、ロープにもたれかかった所へ小松が一気に攻め込む。
有効打はないようにも見て取れたが、ここでレフェリーは試合をストップ。
早いストップにも思えたが、小松が再戦を制した。
第8試合 SFe級 8回戦
荒木 貴裕(極東) vs 高林 良幸(RK蒲田)
日本ランカーの荒木に挑む高林はサウスポースタイルから足を使ってワンツーを繰り出してゆく。対する荒木は様子を見ながら時折強い右を放つ展開。
第2R、高林は左ストレートで荒木を大きくぐらつかせるが、深追いはしない。
その後も高林は時折左ストレートをヒットさせるも単発のため、確実にポイントを稼ぐことができない。最終Rには荒木の右フックで高林の腰が落ちる場面もあり、
勝負の行方は分からなくなったが、後半の荒木の攻勢を取ったジャッジにより、
判定で荒木が勝利、ランキングの座を守った。
第9試合 Fe級 8回戦
河野 洋佑(新日本木村) vs 本田 正二郎(TEAM TEN COUNT)
この試合も日本ランカーの河野にノーランカーの本田が挑む形となった。
この試合に勝利し、ランキング奪取と連敗を脱出したい本田は序盤からジャブとワンツーで積極的に攻める。対する河野は本田の攻撃を丁寧にブロックし、プレスをかけながら
距離をつぶしてゆく。互いに自分のスタイルを貫くスタイルに会場も盛り上がりを見せ、
本田が攻めれば河野が打ち返す、といった一進一退の攻防が続いた。
試合が大きく動いたのは第7R、それまで互いに譲らない打ち合いを見せていたが、
河野の回転が上がり、本田はロープに詰まる。さらに手を出す河野に本田も必死に抵抗するが、本田陣営からタオルが投入され試合終了。河野のTKО勝利となった。
第10試合 60kg契約 8回戦
力石 政法(緑) vs エギー・ロズデン(インドネシア)
今大会のメインイベントとなったこの試合、プロ4戦目ながらアマチュア戦歴のある
力石がインドネシアSFe級4位のエギー・ロズデンに挑んだ。
力石は前試合でのKО敗けからの再起戦ながら慌てず、長身から鋭いジャブを放ち、
距離を支配してゆく。
第2Rに入り、思い通りにゆかない展開に業を煮やしたエギーが左右のフックを振り回す
場面もあったが、力石は冷静にこれをいなし、ラウンド終盤には逆に左のカウンターで
ダウンを奪う。セコンドの声にも笑顔で反応し、ダメージの少なそうなエギーであったが、
カウントを間違えたのか?ファイティングポーズを取る前に10カウントが終了。
試合終了となった。
試合を飾ってくれたラウンドガール達