これまでの試合結果
2019年09月09日
2019.8.2 第34弾ザ・グレイテストボクシング
2019年8月2日
第34弾ザ・グレイテストボクシング
試合 | 階級 | 青コーナー | 赤コーナー | 試合結果 |
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第1試合 | 4回戦 スーパー・フェザー級 | ○ 仁和 真琴 (横田スポーツ) | × 永田 優司 (船橋ドラゴン) | 判定 0-2 |
第2試合 | 4回戦 スーパー・バンタム級 | ○ 齊藤 立之介 (T&T) | × 三澤 弘太 (相模原ヨネクラ) | TKO1R 2'13" |
第3試合 | 4回戦 フェザー級 | × 今淵 啓輔 (石神井スポーツ) | ○ 長島 純也 (新日本木村) | 判定 3-0 |
第4試合 | 4回戦 51.5 Kg契約 | ○ 小松 楓芽 (TEAM 10COUNT) | × 杉山 雄太 (セレス) | 判定 0-3 |
第5試合 | 6回戦 フライ級 | ○ 稲葉 直樹 (ピューマ渡久地) | × 木橋 拓也 (上滝) | TKO5R |
第6試合 | 8回戦 54.5 Kg契約 | ○ 水谷 直人 (KG大和) | × 田之岡 条 (小熊) ※日本スーパー・フライ級18位 | 判定 0-3 |
第7試合 | 8回戦 フライ級 | ○ マイケル・メンドーサ (フィリピン)※フィリピンミニマム級11位 | × 薮﨑 賢人 (セレス) | 判定 0-3 |
第8試合 | 8回戦 スーパー・ライト級 | ○ デスティノ・ジャパン (ピューマ渡久地) ※日本スーパー・ライト級9位 | × 岩原 慶 (本多) ※日本ライト級13位 | TKO4R |
試合の概要
第1試合 フェザー級4回戦
永田優司(船橋ドラゴン) vs 仁和真琴(横田)
第1Rからお互い激しい打ち合いを繰り広げる。
デビュー戦の永田が右ストレートを当てるも、ここまで勝ち星のない仁和も
負けじと果敢に前に出てワンツーで応戦する展開。
2Rに入り失速した永田に対し、手数とスタミナで主導権を握っていく仁和。
この展開は最終ラウンドまで変わらず、結局終始前に出続けた仁和が2-0の
判定で勝利し、プロ3戦目で嬉しい初勝利を挙げた。
第2試合 スーパーバンタム級4回戦
三澤弘太(相模原ヨネクラ) vs 齋藤立之介(T&T)
お互いデビューとなる一戦は左ジャブからワンツーとバランス良く攻める齋藤に対し、三澤はパンチを当てるタイミングを計る。
お互いのスタイルで探り合う中、2分過ぎに三澤の左フックが齋藤を捕らえダウンを奪う。
齋藤もすぐに立ち上がり、反撃を試みるが、さらに三澤の左ストレートを被弾。
レフェリーが割って入り試合がストップ。
1R2‘13“、三澤がデビュー戦をTKO勝利で飾った。
第3試合 フェザー級4回戦
長島純也(新日本木村) vs 今淵啓輔(石神井スポーツ)
サウスポー同士の対戦。ここまで9戦して勝ち星のない今淵は何としても勝利が欲しい所だが、気負いからか動きが硬い。その硬さをついて長島がワンツーを当てる。
さらに今淵の打ち終わりに左フックをヒットし幸先の良いスタートを切る。
2R以降、ワンツーの連打で前に出る今淵だが、パワー不足からか有効打を取ることが出来ない。
何とか勝利をつかみたい今淵は手数と気持ちで応戦し、試合は最終Rまでもつれたが、要所で有効打を放った長島が3-0の判定で勝利を収めた。
第4試合 51.5㎏契約4回戦
杉山雄太(セレス) vs 小松楓芽(TEAM10COUNT)
未だ勝ち星のない両者の一戦。
立ち上がりはスピードのあるワンツーを繰り出す小松に対し、杉山には力みが感じられる。
リーチのある小松に対し、中々自分の距離で戦うことのできない杉山であったが、上回った小松が3-0の判定で勝利をものにした。
第5試合 フライ級6回戦
木橋拓也(上滝) vs 稲葉直樹(ピューマ渡久地)
今年1月に引き分けた両者の再戦。
先手を取ろうとワンツーからボディとコンビネーションで仕掛ける稲葉に対し、
木橋はバックステップで稲葉の攻撃をかわし、そこからの左フックと右ストレートで応戦。
2Rに入ると木橋のジャブが冴える。稲葉は低い位置からウィービングを使い距離を詰め、左右のアッパーを突き上げ木橋のスタミナを奪ってゆく。
この作戦が功を奏したのか、終盤5Rに入ると稲葉のパンチが徐々に当たり始める。
木橋も必死に応戦したが、ラウンド中盤稲葉のパンチにより木橋が眉をカット、
ドクターストップにより5R1‘31“稲葉のTKO勝利となった。
第6試合 54.5㎏契約8回戦
田之岡条(小熊) vs 水谷直人(KG大和)
前回はわずか1R45“で偶然のバッティングによる負傷引き分けとなった両者の再戦。
頭から突っ込むスタイルの田之岡対策か、水谷は中間距離でチャンスを伺う。
対する田之岡も自らのスタイルを崩すことなく相手の懐に入りボディへのパンチで対抗する展開。
アマチュアのキャリアもある水谷は前回の教訓を生かし、冷静に距離を取って田之岡のプレスを捌く。
状況を変えたい田之岡は更に強引に攻め込むが終始冷静に対応した水谷が3-0の判定をものにし、日本ランカーの田之岡を降した。
第7試合 フライ級8回戦
薮﨑賢人(セレス) vs マイケル・メンドーサ(フィリピン)
3連勝中の薮﨑に注目の集まる一戦。対するメンドーサは初来日、
薮﨑とは同い年、サウスポー同士ながら、キャリアでは国内ランカーと上回るプライドからか、試合はメンドーサの攻勢で始まる。
力強い大振りの右フック、左クロスをヒットし、主導権を握る。
3Rに入るとメンドーサは更にペースアップ、上下左右のコンビネーション、大振りの左フックをヒットしポイントを稼いでゆく。
中盤以降大振りのためか、メンドーサが目に見えて消耗するがキャリアの差か下がりながらも要所でカウンターを放ち攻勢をアピール。
薮﨑も後半ポイントを取り返そうと手数を出すが、メンドーサも力を振り絞り打ちあう。
結局有効なクリーンヒットで上回ったメンドーサが勝利、フィリピン国内ランカーの底力を見せつけた。
第8試合(メインイベント) スーパーライト級8回戦
岩原慶(本多) vs デスティノ・ジャパン(ピューマ渡久地)
お互いに前試合敗戦からの再起を図る一戦。
強打を誇るデスティノは初回からプレッシャーをかける。
対する岩原はサウスポースタイルから下がりながらもカウンターで対抗。
攻撃一辺倒となるデスティノの顔面を捕らえる。
2Rに入るとデスティノがペースアップ、岩原も負けじと打ち合うが、
デスティノの右アッパーが岩原を捕らえダウンを奪う。
立ち上がった岩原も右フック、左ストレートで反撃を試みるもペースを奪い返すまでには至らない。3R に入り岩原も積極的に攻め、デスティノの打ち終わりにワンツー、右フックをを合わせ、グラつかせる場面も見られた。
岩原の奮闘に期待を感じた第4R、デスティノが右クロスをヒット、一気にパンチをまとめる。たまらず岩原がロープを背負い、大きくバランスを崩したところでレフェリーが試合をストップ、2‘16“、デスティがTKO勝利を飾った。