戸髙秀樹ボクシングジム -STUDIO Bee-

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試合の結果

これまでの試合結果

2024年08月05日

2024年8月2日第47弾ザ・グレイテストボクシング試合結果

2024年8月2日第47弾ザ・グレイテストボクシング試合結果

試合 階級 青コーナー 赤コーナー 試合結果
第1試合 第1試合 スーパーバンタム級4回戦 ◎髙橋 秀卓(宮田) ●久我 柊生(本多) 1R1‘53“TKO
第2試合 第2試合 62.5㎏契約4回戦 △中野 卓(スターロード) △渡辺 大貴(セレス) 4R引き分け
第3試合 第3試合 バンタム級4回戦 ●石井 直輝(戸髙) 〇矢野 貴丸(角海老) 判定
第4試合 第4試合 東日本新人王予選 スーパーフライ級4回戦 ●久保 龍助(ワールドスポーツ) ◎金田 翔吾(ワタナベ) 1RKO勝
第5試合 第5試合 フェザー級6回戦 〇渡辺 凜太郎(レパード玉熊) ●海野 利樹(伴流) 判定
第6試合 第6試合 スーパーフェザー級6回戦 ●鎌田 士竜(戸髙) ◎渡辺 顕也(小熊) 5RKO
第7試合 第7試合 セミファイナル ライト級8回戦 ●藤岡 飛雄馬(宮田) ◎佐藤 諄幸(厚木ワタナベ) 6RKO
第8試合 第8試合 メインイベント バンタム級8回戦 ●ワランチャイ・ブージャン(タイ) ◎落合 壱星(セレス) 2RTKO

試合の概要

「第47弾 ザ・グレイテストボクシング」試合結果

第1試合 スーパーバンタム級4回戦

  • 久我 柊生(本多) vs ◎髙橋 秀卓(宮田) 1R1‘53“TKO

 

デビュー同士の一戦。両者キビキビとした動きを見せるが、髙橋がステップインから右フックをねじ込み先制。対する久我は左ボディを突き刺し対抗する展開。

髙橋がプレスを強めていき均衡が崩れる。さらにプレスを強めた髙橋は右クロスを振り抜きダウンを奪った。

久我も立ち上がり試合再開となったが、果敢に攻め立てた髙橋が再び右フックで久我の顔を弾くとレフェリーが割って入り試合終了。

髙橋がデビュー戦をTKOで飾った。

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第2試合 62.5㎏契約4回戦

△渡辺 大貴(セレス) vs △中野 卓(スターロード) 4R引き分け

 

1敗の渡辺と1分けの中野の対戦。長身の渡辺は細かい右アッパーを当ててゆくが、中野は距離をつぶしてボディからの左フックをヒット、上々の立ち上がりを見せる。

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2ラウンドに入ると今度は渡辺が左ボディで動きを止めると打ち下ろしの右をヒットし、攻勢をアピール。目まぐるしく攻守が入れ替わる展開となった。

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3ラウンドに入っても渡辺が攻め立てるが、この攻撃を耐えた中野は左フックを再三ヒット、両者譲らぬ展開となった。

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最終ラウンドに入り疲れの見えた両者だが、互いに攻撃の手を緩めず最後まで手を出し続け、勝利への執念を見せた。勝負は判定へと持ち越されたが、三者三様の採点となりドロー。勝敗はつかなかったが、最後まで打ち合った両者に会場からは大きな拍手が送られた。

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第3試合 バンタム級4回戦

〇矢野 貴丸(角海老) vs ●石井 直輝(戸髙)

 

拳のケガから1年ぶりの復帰となる石井は6回戦昇格を賭けて矢野と対戦。

身長、体格で勝る石井は立ち上がりから距離を取って足を使いながらジャブで組み立てる。対する矢野はガードを固めながらプレスをかけ右から左の返しを振って対抗。

前に出てくる矢野を石井が捌く展開となったが、矢野のワンツーがヒットし攻勢をアピールした。

2、3ラウンドに入っても展開は変わらず。石井はカウンターからのワンツーをヒットし、その後もテンポの良い攻撃で反撃、挽回を図ったが矢野の前進を阻むには至らず、最終ラウンドに入っても手数と見栄えのいいパンチをヒットした矢野が攻勢をアピールし、試合終了。

矢野が戦績で上回る石井を退けた。

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第4試合 東日本新人王予選 スーパーフライ級4回戦

◎金田 翔吾(ワタナベ) vs ●久保 龍助(ワールドスポーツ)

東日本新人王トーナメントの一戦。2勝(2KO)の金田と3勝1敗の久保の好カード。

パワーで勝る金田と久保のテクニック、どちらが勝るのか注目の一戦となったが圧巻の結果となった。試合開始から久保はスピードのあるシャープなジャブからワンツーを放つが、金田は左ボディで応戦。

好試合となる事が予想される刹那、久保の一瞬の隙をついて金田の右ストレートがジャストミート!痛烈なダウンを奪うとレフェリーはノーカウントで試合をストップ。痛烈なダメージを受けた久保はそのまま起き上がれず、担架での退場となった。

デビューからここまで全て初回KO勝ちを飾った金田がトーナメント次戦に駒を進めた。

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第5試合 フェザー級6回戦

  • 海野 利樹(伴流) vs 〇渡辺 凜太郎(レパード玉熊)

海野とサウスポー渡辺の対戦。渡辺は左ストレートを軸に攻撃を仕掛けるのに対し、海野は独特のタイミングから距離を詰めボディを叩く。

2ラウンド以降渡辺はワンツーを軸に積極的に攻撃を仕掛けるが、海野は時折サウスポーにスイッチしたりとここでも独特のリズムを見せる。このリズムから海野は相手の懐に入り執拗にボディを攻めてゆくが、渡辺も耐え、冷静にジャブで突き放してゆく。

膠着状態が続き、次第に近距離での攻防となるが、渡辺がボディ、右フックを好打し攻勢をアピール。勝敗は判定に委ねられたが、ジャッジ2者の支持を得た渡辺が前戦敗戦からの復帰勝利を果たした。

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第6試合 スーパーフェザー級6回戦

〇渡辺 顕也(小熊) vs ●鎌田 士竜(戸髙)

豊富なアマチュア実績を持ちながらここまで黒星が先行している鎌田と、サウスポーの渡辺の対戦。

試合開始から鎌田はリングを広く使いジャブから丁寧に試合を組み立ててゆく。前進してくる渡辺に対し上手く体を使いながら右をヒットしペースを掴んだ。

2ラウンドに入っても鎌田のペース。「打って動く」を意識しながら距離が詰まると左フック、右アッパーをヒットした。

劣勢を挽回したい渡辺は3回、距離を詰めてワンツーをヒットすると追撃の左をフォローしてダウンを奪う。鎌田にダメージは感じられなかったが勢いがついた渡辺はプレスを強めた。

続く4ラウンドには相打ちで渡辺が2度目のダウンを演出、再開後さらに攻め立て鎌田の右目上を切り裂いた。

勝負が着いたのは5ラウンド。勢いに乗る渡辺は右フックから連打で攻勢をかけ、守勢に回った鎌田に対しここまで無警戒のボディをヒット。たまらず鎌田がダウン。なんとか立ち上がった鎌田だったが無情にもレフェリーの10カウントが数えられた。

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第7試合 セミファイナル ライト級8回戦

◎佐藤 諄幸(厚木ワタナベ) vs ●藤岡 飛雄馬(宮田)

 

この試合を「引退試合」と決めた元日本・東洋ランカーの藤岡と佐藤の対戦。

サウスポーの藤岡はリングを広く使いながら右フックをひっかけペースを掴もうと試みる。対する佐藤は体格の利を活かしプレスをかけながら距離を詰めてゆく。

2ラウンドに入り距離を詰めた佐藤はボディからの打ち下ろしの右ストレートをヒットしダウンを演出した。続くラウンドでも佐藤は攻勢をかけ、左フックからの細かい連打でポイントを重ねてゆく。劣勢を挽回したい藤岡は至近距離から上下にパンチを打ち分けるが佐藤は慌てず細かいパンチの手数で対抗、ペースを掌握した。

ここからは激しい打撃戦となったが手数で勝る佐藤は6ラウンド、豊富な手数から右フックをヒットし2度目のダウンを奪った。

レフェリーのカウント中に藤岡陣営からタオルが投入され試合終了。佐藤がKO勝ちを収めた。

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有終の美を飾る事の出来なかった藤岡だったが、会場に訪れたファンに対し感謝の意を示し、清々しくリングを降りた。

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第8試合 メインイベント バンタム級8回戦

◎落合 壱星(セレス) vs ●ワランチャイ・ブージャン(タイ)

 

2018年国体準優勝の経歴を持ち、この試合が初の8回戦となる落合と、タイ国プロボクシング協会元バンタム級王者でここまでプロ54戦、勝利の87%がKOという強豪、ワランチャイの一戦。サウスポー落合は1ラウンド、中間距離からの左ストレートをヒット、さらにパンチに強弱をつけながら右アッパー、左ストレートを当てるなど上々の立ち上がりを見せた。

2ラウンドに入り落合が左ボディを叩き込むとワランチャイはたまらず背中を向けて倒れ込んだ。何とか立ち上がったワランチャイだったが落合はチャンスを逃さず、追撃の左ボディストレートを突き刺すと再びワランチャイがダウン。レフェリーが試合をストップし、落合が勝利。勝利者インタビューで「まだまだ実力不足」と痛烈なKO劇を演出してなお兜の緒を締めた落合が8回戦での初勝利を挙げた。

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