戸髙秀樹ボクシングジム -STUDIO Bee-

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試合の結果

これまでの試合結果

2024年04月12日

2024年4月5日第46弾ザ・グレイテストボクシング

2024年4月5日第46弾ザ・グレイテストボクシング

試合 階級 青コーナー 赤コーナー 試合結果
第1試合 S・ライト級 4回戦 △荒川 大樹(T&T) △中野 卓(スターロード) ドロー
第2試合 バンタム級 4回戦 〇小林 亮二(戸髙) ●橋本 偉吹(伴流) 判定
第3試合 54.5㎏契約 4回戦 〇林 勇汰(T&T ●垣内 幸太(ワールド日立) 判定
第4試合 フェザー級 4回戦 ◎千本 耕也(北海道畠山) ●小平 唯斗(セレス) 4R TKO
第5試合 バンタム級 8回戦 ◎渋谷 亮太(T&T) ●矢野 乃莉守(花形) 8R TKO
第6試合 S・フライ級 8回戦 〇青山 功(セレス) ●東 泰誠(タフボーイ) 判定
第7試合 60㎏契約 6回戦 ●鎌田 士竜(戸髙) 〇新井 志道(黒崎KANAO) 判定
第8試合 フライ級 8回戦 ●大保 龍斗(横浜さくら) 〇永田 丈晶(協栄) 判定

試合の概要

「第46弾 ザ・グレイテストボクシング」

第1試合 スーパーライト級4回戦

△中野卓(スターロード) vs △荒川大樹(T&T)

デビュー同士の一戦。荒川はリーチを生かしたジャブを使いながら右をヒットさせる。

対する中野はジャブに右クロスを合わせ、左フックの返しを狙うが両者ともに決定打は奪えず。2Rに入ると中野が積極的に攻め、左フックをヒットさせるが、両者の距離が縮まり、再三頭をぶつける場面が見られた。

3Rも左右を振りながら積極的に攻める中野に対し、打ち終わりに右を狙う荒川だが、やはり有効打は得られない。

最終ラウンドは両者ともスタミナ切れか?膠着状態が続く中、最後まで気力を振り絞り打ち合ったが、優劣がつかず引き分けとなった。

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第2試合 バンタム級4回戦

  • 橋本偉吹(伴流) vs 〇小林亮二(戸髙)

 

橋本と小林の一戦。両者は同じ相手に引き分けていることもあり、実力は拮抗していると思われる。

試合は開始当初から身長で勝る小林が中間距離から長いジャブを突き距離を支配、橋本は何とか潜り込みたいところだが小林はワンツーで突き放す。

2、3Rとも同じ展開が続くが徐々に橋本の圧力が強まり徐々に距離が縮まる。

しかし小林は慌てずクリンチに逃れ、ブレイクがかかると再び距離を取り冷静にジャブを突きポイントを重ねてゆく。

思うように入れない橋本に苛立ちも見られたが、最終4Rにはやや強引に入り込み右フックをヒット、逆転のチャンスを得るかと思われたがここでも小林は冷静に対処。

最後まで冷静さを失わず自分の距離で戦った小林が1年8か月ぶりの試合を勝利で飾った。

 

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第3試合 54.5㎏契約4回戦

  • 垣内幸太(ワールド日立) vs 〇林勇汰(T&T)

 

ここまで2勝、負けなしの垣内とデビュー戦ながら元プロキックボクサーの林の対戦。

林はステップインからの右フックをヒットさせるが、垣内は慌てず基本通りジャブからワンツーでリズムを取ってペースを組み立てる。

2R目に入ると林は右のオーバーハンドを叩きつけて攻勢に転じると、ラウンド終盤に今度は左フックをヒット、垣内の腰を沈めさせ、攻勢をアピールした。

3Rに林はさらに圧力を高める。フィジカルの強さを生かしプッシュしながら左ボディ、右フックをヒットさせさらにポイントを重ねる。最終4Rも林はボディ攻撃から強引に攻め立て、有効打をヒット、実戦経験で勝る林が見事ボクシングでのデビューを飾った。

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第4試合 フェザー級4回戦

  • 小平唯斗(セレス) vs ◎千本耕也(北海道畠山)

 

ここまで勝ち星のない、北海道から参戦の千本とデビュー戦の小平の一戦。

サウスポースタイルの小平は独特のリズムから右フックを軸に攻め立てる。

対する千本は距離を詰めて右ストレートから攻め込み対抗する展開。

左右フックを振り回しながら攻める小平が優勢に試合を進める中、千本は単発ながらボディを合わせる。3Rに入るとこれまで動き回りながら左右を振り回した小平に疲れが見え始めるが、ポイントを奪い返そうと力む千本はつかまえきれず。

最終ラウンドに入り勝利への執念を見せ必死に前進する千本はボディを叩き攻勢に出る。

千本のしつこい攻めに疲労も加わり小平の手が出なくなったところでレフェリーが試合をストップ。劣勢を挽回した千本が3戦目にして嬉しい初勝利を挙げた。

 

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第5試合 バンタム級8回戦

  • 矢野乃莉守(花形) vs ◎渋谷亮太(T&T)

 

前試合ユースタイトル戦敗北からの復帰戦となる渋谷とやはり前試合敗戦の矢野の対戦。

試合は両者とも軽量級のA級ボクサーらしいきびきびとした展開で始まる。

渋谷が距離を詰めながらのジャブ、右ボディストレートを決めれば矢野は前後に動きながら左のダブルをヒットし見栄えの良さをアピールした。

序盤やや劣勢化と思われた渋谷だが、徐々にプレスを強め攻勢に転じてゆく。

ワンツーからパンチを上下に散らし、矢野の体力を削っていく。必死にくらいつく矢野だが、挽回のきっかけが掴めない。6Rには渋谷がさらに攻め立てワンツーで矢野の顔を弾くとそこから慌てず上下のコンビネーションをまとめる。

最終ラウンドに入り、渋谷の右ストレートが矢野の左目下を切り裂くとレフェリーがストップ、ドクターチェックの結果傷が深く試合続行不可能と判断され試合終了、渋谷がTKOにより勝利を飾った。

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第6試合 スーパーフライ級8回戦

〇青山功(セレス) vs ●東泰誠(TOUGH BOY GYM)

 

元日本ランカーの青山と関西から参戦のサウスポー東の対戦。東は足を使いながら青山の左に回り込みジャブからワンツーを振って行く。

対する青山はガードを固め、前に出ながら右から切り込み攻勢をアピールした。距離の探り合いが続く中、3ラウンド目には青山がワンツーで東の膝を揺らすと東もこれに真っ向から打ち合い、会場も一気にヒートアップした。

続く4回、東は左のオーバーハンドを決め、青山の右目上を切り裂いたが、青山も元日本ランカーの意地を見せワンツー、ボディで反撃した。

中盤以降東は足を使うことを意識するが、青山はうまく距離を詰めストレートを軸に攻勢をかけ、ポイントを重ねる。東も最後まで気持ちを切らさず反撃を試みたが、青山はさらに手数を増やして対抗、3-0の判定で青山が勝利を飾った。

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第7試合(セミファイナル) 60.0㎏契約6回戦

〇新井志道(黒崎KANAO) vs ●鎌田士竜(戸髙)

豊富なアマチュアキャリアを誇る鎌田と新井の対戦。スピードで勝る鎌田は初回からスピードのあるジャブでペースを握る。なんとか距離を詰めたい新井は強引に攻め込むが偶然のバッティングにより早くも目尻をカットする苦しい展開となった。

2Rに入っても鎌田の勢いは衰えず距離を支配、頭を低くし距離を詰めた新井に右アッパーを決め先制のダウンを奪った。

早期決着かと思われた矢先、一瞬のスキをついて新井の右ショートが決まり今度は鎌田がダウン。ダメージの残る鎌田に追撃をかけた新井はラウンド終盤、右フックでダウンを追加した。

3R以降は壮絶な打ち合いに。両者の頭がぶつかり今度は鎌田が左目上をカット。鼻血も加わり顔面は深紅に染まる。

ダウンを挽回すべく鎌田も必死の攻めを見せるが決め手に欠ける。勢いに乗る新井も今一歩攻めきれず、流血戦となった打ち合いに会場はこの日一番の盛り上がりを見せたが決着は判定に。難しいジャッジとなり1-2と割れた採点は僅差で新井に軍配が上がった。

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第8試合(メインイベント) フライ級8回戦

〇永田丈晶(協栄) vs ●大保龍斗(横浜さくら)

 

前日本フライ級王者の永田と同級9位の大保の対戦。試合は初回から大保がラフに左右のパンチを振ると偶然のバッティングから早くも永田が流血、波乱の予感となった。

しかし2R以降落ち着きを取り戻した永田はサウスポースタイルから出入りのあるボクシングを展開、上下への打ち分けも加え見栄えの良さをアピールした。対する大保は力みからか大振りになったパンチの打ち終わりを永田に狙われる苦しい展開。それでも中盤以降挽回を図る大保はフィジカルの強さを生かしぐいぐいと前に出る。さらに圧力を強めたい大保だったが、永田は冷静に対応、手数でパンチをまとめコンビネーションによるパンチを再三ヒットさせポイントを加えた。

判定にゆだねられた試合は最後まで冷静さを保ち攻め切った永田が勝利を飾り、前王者の貫録を見せた。

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