これまでの試合結果
2021年12月16日
2021年12月3日第39弾ザ・グレイテストボクシング
2021年12月3日第39弾ザ・グレイテストボクシング
試合 | 階級 | 青コーナー | 赤コーナー | 試合結果 |
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第1試合 | 60㌔契約 4回戦 | ◎佐藤 友規(パンチアウト) | ●永田 優司(船橋ドラゴン) | TKO2R |
第2試合 | ライト級 4回戦 | △高橋 雄人(アキバ) | △木内 凌祐(セレス) | 判定0-0 |
第3試合 | フライ級 4回戦 | ◎長谷川 優太(熊谷コサカ) | ●佐藤 友紀(極東) | 2RTKO |
第4試合 | 62.0㌔契約 4回戦 | ●淵田 祥平(新松戸高橋) | ◎寺田 龍覇(セレス) | 3RTKO |
第5試合 | S・ライト級 6回戦 | ●森田 陽(M.T) | ◎赤岩 俊(マナベ) | 1RTKO |
第6試合 | L・フライ級 8回戦 | ◎大保 龍斗(横浜さくら) | ●表 祥 (SFマキ) | 3RTKO |
第7試合 | S・バンタム級 8回戦 | ●遠藤 清平(RK蒲田) | ◎南出 仁(セレス) | 2RTKO |
試合の概要
第1試合 60㎏契約4回戦
永田優司(船橋ドラゴン) vs 佐藤友規(パンチアウト)
ともに前試合敗戦の両者の対戦。開始ゴング早々永田はジャブから頭を振って攻撃を仕掛けてゆく。しかし30秒ほどが経過したところで佐藤の右がクリーンヒット、そこからは佐藤のペースに。永田も頭を振りながら中に入ってパンチを振るが、終盤佐藤が強いパンチをまとめたところで第1ラウンドが終了。
2ラウンド目に入っても佐藤の攻勢は変わらず度々強打をヒットさせる。1分30秒過ぎ、
右からの返しの左ストレートがヒットすると永田は大きくのけぞる。佐藤がたたみかけると永田は崩れるようにダウン。そのままレフェリーが試合をストップし、佐藤のTKO勝利となった。TKO2R 1’41”
第2試合 ライト級4回戦
木内凌祐(セレス) vs 高橋雄人(アキバ)
デビュー戦同士の1戦。上背で勝る高橋はジャブを丁寧について距離を測る。
対する木内はガードを上げて半ば強引に前に出る。中に入られた高橋はクリンチで逃れる、という展開で第1ラウンドが終了。
2ラウンド以降は両者手数が増すが展開は変わらず。前に出て強引にパンチを振る木内に対し、パンチの正確さでは高橋がやや勝る。
勝負は判定に日持ち込まれ、 ジャッジの3者とも38-38の引き分けとなった。
判定 0-0 ( 38-38・38-38・38-38 )
第3試合 フライ級4回戦
佐藤友紀(極東) vs 長谷川優太(熊谷コサカ)
サウスポーの佐藤に対し長谷川は左右のステップを使いながらジャブを突いてゆく。
時折佐藤が大きなパンチを放つが長谷川は冷静にステップを使って捌く。
両者とも様子見か?互いにクリーンヒットの無いまま1ラウンドが終了。
2ラウンド目に入り長谷川のポジション取りが良くなる。
距離を詰めたもみ合いの中放った右のオーバーハンドがヒットし佐藤の膝が折れる。その後乱打戦になるが長谷川の左右フックが佐藤を捕らえ、接近戦の左フックが当たったところで佐藤がダウン、そのまま試合終了となり長谷川がTKO勝利を飾った。 TKO2R 2’07”
第4試合 62㎏契約4回戦
寺田龍覇(セレス) vs 淵田祥平(新松戸高橋)
サウスポーの寺田に対し、淵田はほぼノーガードの状態からフィジカルの強さに任せて強引に前に出て暴力的なパンチを振るう。勢いに押されてか、寺田は下がりながら時折淵田のパンチを被弾する。1ラウンド終盤に入り落ち着いてきた寺田は冷静に対処できるようになってくる。
2ラウンドに入ると寺田はフェイントを交えたジャブを使いながら上下にパンチを打ち分ける。ほぼノーガードの淵田に対し寺田のパンチがよく当たるようになり、淵田も意地で反撃を試みるがパンチをことごとくもらい続けることでダメージが蓄積してゆく。
3ラウンドに入りダメージの蓄積と疲れから序盤の勢いがなくなった淵田に対し寺田が攻勢に出る。手数の出なくなった淵田に寺田の左がヒットしたタイミングでレフェリーが試合をストップ、寺田がTKO勝利を収めた。 TKO3R 1’40”
第5試合 スーパーライト級6回戦
赤岩俊(マナベ) vs 森田陽(MT)
サウスポーの森田に対する赤岩はA級昇格を賭けた1戦。立ち上がりサウスポーの基本通り右ジャブを突いて右回りをしながらストレート、右フックを使って攻める森田。
赤岩はガードを高く上げてジャブを打ちながら前に出る。距離が詰まりもみ合いの中、
赤岩が放った左からのコンビネーションで森田は倒れそうになるもクリンチで何とか逃れる。
赤岩のパンチに力があり、ヒットするたびにのけぞる森田。必死に打ち返し反撃を試みるが、またしても距離が空いたところに赤岩の大きな左フックがヒット。大きくぐらついた森田に赤岩が追撃を仕掛けたところでレフェリーが割って入り試合終了。
赤岩が1ラウンドTKOで見事A級昇格を決めた。TKO1R 2’03”
第6試合(セミファイナル) ライトフライ級8回戦
表祥(SFマキ)vs大保龍斗(横浜さくら)
初代日本ライトフライ級ユース王者で日本ラトフライ級15位の大保が、2019年全日本ライトフライ級新人王の表を迎え撃つ1戦。
試合開始から両者とも軽量級らしくきびきびとした動きでジャブの応酬となる。
その中で大保は右のボディフック、左ボディアッパーを有効にヒットさせてゆく。
表もジャブから反撃するが、大保の固いガードに阻まれ、逆に被弾を重ねる。
2ラウンドに入り余裕の出てきた大保はボディを中心に攻めながら上下の打ち分けを見せる。
3ラウンドになっても大保のボディ打ちからの上下の打ち分けが功を奏し、優勢に試合を運ぶ。ボディを意識させた後に顔面への左右フックをヒットさせたところでたまらず表がダウン。
立ち上がり応戦する表だが大保の勢いは止まらず、打ち合いの中、大保のみぞおちへのボディアッパーがヒットしたまらず表がダウン、レフェリーストップによりそのまま試合終了。大保が日本ランカーの貫録を見せつけた。TKO3R 2’34”
第7試合(メインイベント)
南出仁(セレス)vs遠藤清平(RK蒲田)
現在日本バンタム級6位の南出が連敗後の復帰戦で選んだ相手はアマチュアキャリアのある遠藤。サウスポー同士、アマチュアキャリアがある者同士の対戦は技術戦が予想されたが、パワーに勝る南出が右ジャブを的確に当ててゆく。
しかし1ラウンド終了間際、近距離からの遠藤のショートの左ストレートがクリーンヒットし、南出が大きくぐらつく。ゴングに救われた形で1ラウンドが終了した。
2ラウンド目に入ると互いにヒートアップ、激しい打撃戦となる。
遠藤のパンチもヒットするが、南出は構わずパワフルにパンチを繰り出す。
互いに譲らない乱打戦になったが、南出の左アッパーからの右フック、左ストレートが
ヒットし遠藤がダウン、セコンドからタオルが入り試合終了。
南出が連敗を脱出した。 TKO2R 2’32”